戸建や分譲マンションを契約する際の大まかな流れの説明になります。
希望条件を決める
まず最初に物件を決めます。
これからずっと住むので慎重に決めていきましょう(ずっとではないかもしれませんが)
- 金額の上限額(ローンを組んだ際に何年で月々いくらなど前もって計算し予算を算出します)
- 住みたい場所(実家の近くや勤務先の交通手段などで条件を絞ります)
- 駅までの距離(近ければ近いほうが良いですが、近い=高いので坂などがない方が無難です)
- 部屋の間取りや広さ(夫婦なら今後子供が増える等、将来設計に合わせた間取りを考えると良いです)
- 築年数(新築物件がおすすめですが、近年はリノベーションも流行っているので予算に合わせて考えます)
基本的には予算と場所、戸建かマンション、これらでまず条件を決めていきます。
住みたい物件を探す
条件が大体きまってきたらインターネットを活用して探していきます。
部屋探しで決めた希望条件を下記のポータルサイトで入力、検索してみます。
私が知っている限り、使いやすさや物件検索数が最高レベルです。
探しやすい構成もしてますし、アプリの範囲で探す等、便利な機能が備わっています。
何より利用している不動産会社が最多数だと思います。
まずはここから初めてみるのが良いと思います
広い方面の部屋探しポータルサイトです。
SUUMOになれている場合、少し使い勝手が悪いかもしれません。
老人ホーム・介護施設・月極駐車場・貸店舗や、
リノベーション・不動産売却依頼など多方面に対応しています。
SUUMOを使わずHOMESだけを利用している不動産会社もいるので、
同じ様な条件で試しに探してみると思いがけない物件に出会えるかもしれません。
こちらも多方面なポータルサイトです。
賃貸もそうですが、テナントや月極駐車場、倉庫などを探す時に役立ちます。
また、SUUMOやHOMESよりも掲載にかかるもろもろが抑えれるため、
athomeのみを利用している不動産会社もあったりします。
地元密着型の不動産会社が良く利用しているイメージです。
私もよくこちらを利用します。
上記の他にもまだまだ沢山お部屋探しのポータルサイトはありますが、
サイトによってローン計算などできたりする所もあります。
見学をする
気になる物件が決まったら見学予約を入れてみましょう。
不動産会社によっては予約がないと当日案内が不可な場合があります。
物件によって内覧会などもあるので参加してみるのも面白いかもしれません。
(QUOカードもらえたりする所もあります)
戸建もマンションも施工会社によって特徴があります。
「この感じの物件がイメージに合う」とかでしたら、同じ施工会社の物件を他にも見てみるのも手です。
申込手続き
希望の物件が見つかったら担当者に申込をする旨を伝えましょう。
(売買の申込は購入申込書や買付証明書です)
必要書類に記入します。
- 目的の物件情報(住所や広さなど)
- 購入希望金額(少し値下げ交渉をしてみたり、満額購入の意思確認のため)
- 支払い方法(手付金や、残額の支払い方法、ローンなど)
- 有効期限(大体申込日から1カ月位)
- 購入者の住所、氏名、捺印
申込時には大体上記を記載、記入いたします。
特に決まったフォーマットがある訳ではないので、
申込をする会社により増える場合があります。
ローンの事前審査
申し込み後、または申込前にローンの事前審査を行います。
(キャッシュ一括購入の場合はしません)
事前審査はローン申込が通るかの確認です。
審査通らないと購入できません。
ローン申込は好きな金融機関や不動産会社におすすめされた所で行います。
通常数日で審査結果が出て希望金額の借り入れが可能かわかります。
- 販売図面(住所や面積が記載されているもの)
- 身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
- 収入証明書(源泉徴収票や課税証明書など)
- 認印(シャチハタは不可だったかと)
上記が審査申込に必要となるものになります。
申込をする場所により必要書類が増えたり、希望金額まで達しない場合があります。
事前審査自体は複数の金融機関でできるので、買付を入れる前にやっておいても良いかもしれません。
(書類不備などがあると審査に時間がかかるのでそれを回避するためにも)
売買契約と手付金の支払い
住宅ローンの事前審査とこれも前後する場合がありますが、
基本的には事前審査が通過した後に売買契約の締結が行われます。
契約にあたり、重要事項の説明を受けます。
重要事項説明は契約より事前に行う場合と同時に行う場合があります。
重要事項説明には売主、買主の情報、土地建物の情報、仲介業者がいた場合は仲介業者の情報。
その他にも専門的な内容が様々含まれてます。
(ローンの借入先情報や、手付金、引渡時期など様々)
初見だとわからない事だらけですが、わからない事は後々のトラブル防止のためにも質問しましょう。
(質問なしで、普通に契約手続きをするだけで結構時間がかかります)
説明が完了したら書類に記入・捺印をし、印紙を貼り付けた締結を行います。
ここで申込時に記入した手付金を売主に支払います。
仲介手数料などは取決めにもよりますがここで半分払ったり、物件引渡し時だったりします。
残金の支払いと引渡し
契約締結後、契約に沿った日程で残金の決済と引渡し手続きを行います。
(何かしらのトラブル等で引渡し日程がずれる場合もあります)
契約締結は不動産会社等で行いますが、決済はローンを組んだ金融機関で行います。
ここで売主、仲介業者へ残金及び仲介手数料の着金確認ができたら鍵をもらい引渡し完了となります。
まとめ
- 希望条件を決める
- 見学をする
- 申込をする(買付証明書等)
- ローン審査をする
- 契約締結をし、手付金を支払う
- 残金及び仲介手数料を支払う
- 引渡し
登記手続きや、他にも契約時にはいろいろやる事がありますが、
簡略的に記載したものなのでご参考程度に見ていただければと思います。